8月7日 北陸新幹線かがやきに乗って国立大学法人金沢大学に行ってきました。
目的は、金沢大学がん進展制御研究所とナノ生命科学研究所が主催する、高校生を対象とした「第3回がん研究早期体験プログラム(がん研EEP:Early Exposure Program)」に出席するためです。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/20240716.pdf
金沢大学と当社の次世代核酸ラボFDは、核酸素材について共同研究を続けていますが、今回は代表和田のご令兄(哲氏)の遺産を寄付させていただいた関係で、代表和田が寄付者代表としてご挨拶させていただくことになりました。
今回のプログラムは、全国から115名の参加希望があり、キャパを大きく上回ってしまい、厳選した46名の生徒さんを受入れることにされたそうです。
『兄が令和四年に「希少がん」で亡くなりました。私は、遺産のすべてを寄付してほしいという兄の遺志を受け継いでいます。皆さんは、ぜひ夢を描き、その未来が自分だけではなく、人の幸せにつながるということを知っておいて、夢をかなえてください。」
と参加された高校生の皆さんにエールを送りました。聴講する皆さんからは、真剣に聞き入る姿勢がうかがえました。
その後、「脳研究はおもしろい」をテーマに先生が「できる限り、わかりやすいように」ということを心掛けて講義され、それもあってか、高校生が積極的に質問し、またその質問が「するどくすごい」と感心することしきりでした。
参加した高校生から近い将来「がん研究のスペシャリスト」が出てくるかもしれない。脳の分野でも今以上に研究が進んでいけばノーベル賞も夢ではない。もしかしたら日本、世界を変える研究者へと繋がるかもしれない等々、さまざまな想像が膨らんでいきました。
とにかく、高校生の夢を叶える一助となることができたら、ご令兄も喜んでくれるのではないでしょうか。
詳しくは、金沢大学当該研究所のホームページから確認できます。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/news/150017/
https://ganken.cri.kanazawa-u.ac.jp/eep2024_report/
セミナ-参加者の集合写真を見ると、皆さん笑顔で、なかなかいい感じでした。